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Kirin's room

Top NSX STEPWGN Fit  

 ステップワゴン純正OPで装備してるでのその有用性は実証済み。小生としては別にいらない機能だけど、嫁さんには欲しい機能の一つだったようで、だけどFitにはOP設定自体がないので、某SNSやらで評価の高い商品を買ってDIYで取り付けた。

 配線図等はディーラー等で自身で事前に調べておきましょう。特に配線は、型式により異なってることが多々あります。
 
 楽天で購入した「リバース連動ドアミラー下降装置」。

 専用ハーネス付き!との歌い文句なので無加工かと思ったら、エレクトロタップでリバース信号線と常時電源を取るようだ。だよね〜。
メーカー 型番 価格
パーソナルcarパーツ HN01-013 6,264円
 
 電気系を触るのでバッテリーのマイナス端子は必ず外しましょう!
 
 化粧パネルを外す際は、養生テープ等で周りを養生しましょう。工具やパネル角が当たってキズ付くことがありますぜ。
 
◆内装外し
 専用ハーネスは、運転席側ドアにあるミラースイッチのカプラーと接続することになる。なので、まずは運転席側ドアパネルを外す。
 
 ドアノブのところにある矢印のプラスネジを外す。
 
 ミラーやパワーウィンドウのスイッチが付いたパネルを外す。

 パネル前方の矢印の位置に凹があるのでそこに内装外しなどを差し込んでパネルを浮かせる。
 
 パネルの後ろにガイドがあるのでパネルは斜め上にずらすようにして外す。
 
 パネル裏のカプラー2か所を外す。
 
 ミラースイッチに接続されてたこのカプラーに専用ハーネスを接続することになる。

 今はまだ接続しない。作業の邪魔になるからね。
 
 パネルを外したドアの矢印のプラスネジを外す。

 これでドアパネルが外れる。
 
 クリップで留まってるドアパネルを思い切って外す。ドアミラー付け根のこの部分からが外しやすい。

 パネルに指をかけて親指で窓枠を押すようにしてパネルを外す。何ヶ所かクリップが外れるので、あとはバキバキ外すだけ。

 ドア側にクリップが残るところがあるので、それを外してパネル側に戻す。
 
 ドアパネルが外れた。
 
 次は車両側の内装パネル外しだ。

 ナビ裏の3PINカプラーからリバース信号線を取るため、そこまでの経路の内装パネルを外すことになる。

 まずは、運転席側のウェザーストリップを外す。
 
 ダッシュボード横のパネルを外す。

 このパネルの爪はすごく固いので外す際は注意が必要。勢い余ってパネルを車体部に当ててしまうので必ず養生するように。
 
 アンダーパネルを固定してる矢印のネジを外す。
 
 アンダーパネルを外し、パネルに接続されてる矢印のカプラーを外す。
 
 メーターパネルを外す。

 写真のようにメーターパネルの隙間に指を入れてパネルを浮かせて手前に引っ張る。

※ 写真はカーナビ設置時のものを流用。
 
 エアコンのセンター吹き出し口の取り外し。

 矢印の部分に指を掛け爪の一部を外す。

 吹き出し口上部に養生テープなどを貼り、その粘着力を使って養生テープを引っ張って外す。

 パネルが勢いで飛ぶので片手を添えた方が無難だと思う。

※ 写真はカーナビ設置時のものを流用。
 
 ナビ化粧パネルを取り外す。

 パネルを手前に引っ張り、ハザード・スイッチのカプラーを外せばパネルも外れる。

 パネル外しはこれで終了。

※ 写真はカーナビ設置時のものを流用。
 
◆配線
 
 常時電源は、ドア周りの配線からも取れるが、どうせリバース信号線を取るために車体側へ配線するので、常時電源は運転席足元にあるヒューズボックスのオプション用カプラーから取ることにした。
 装置のハーネス線の橙色がリバース信号線に接続するコード。
 
 途中にヒューズの付いた白色が常時電源に接続するコード。

 車体側まで通すにはちょっと短いので別途コードを用意。
 
 ドアのヒンジ部にあるドア側の防水ゴムブーツを外す。

 ブーツを外すのは絶対ドア側のみで!

 小生は何も知らずに車体側も外してしまったので、ブーツを元に戻すのにどれだけ時間と労力が掛かったことか。何度も心が折れそうになったわ。

 本当は車体側も外した方が配線しやすいんだけどね。
 
 針金や配線通しを使って橙線と自身で用意した常時電源用コードをドアのサービスホールへ配線。
 
 針金や配線通しをドア側のゴムブーツに突っ込んで車体側へコードを配線。

 この時、シリコンスプレーなどの潤滑剤を使わないとブーツ内は通しにくい。作業効率を考えるとシリコンスプレーは必須と言っていいでしょう。

 写真は、何も知らず車体側のゴムブーツを外してしまってる。この後、戻すのにどれだけ難儀したことか。
 
 運転席下、ヒューズボックス裏辺りにコードが出てくる。
 
 常時電源はココ。ヤフオクで購入した電源取り出しカプラーを利用。コレ、いろいろ便利。自作もできるが買った方が楽チンだ。

 配線後に気付いたが、なぜ黒線を使ったのだろう。ちゃんと赤線を用意してたのに〜。(涙)
 
 橙線をナビ裏の3PINカプラーの茶線と接続。

 車体側の配線はこれで終了。
 リバース信号線を取るためだけにセンターコンソールをバラすのは骨が折れる。ヒューズボックスにもリバース信号線があるので、パネル外しが面倒ならそこを使った方がいいかも。

 作業はドア側へ。なのでこの時点でセンターコンソールやアンダーパネル、ゴムブーツを元に戻してもOK。
 
 自身で用意した常時電源コードと装置のハーネス線の白色とを接続。
 
 ミラースイッチのカプラーに専用ハーネスを接続。
 
 専用ハーネスをミラースイッチに接続。
 
 装置本体にハーネスを接続。

 接続はこれで終了。

 パワーウィンドウのカプラーを元に戻し忘れないように。
 
 制御用のスイッチは、普段は使わないので既存ハーネスにタイラップで固定。カタカタ音がする可能性があるので隙間テープを貼って消音処理。

 長いコードは、既存ハーネスにタイラップで固定。
 
 動作テストのため、外してたバッテリーのマイナス端子を接続。

※ 写真はカーナビ設置時のものを流用。
 
 ギアをリバースにして動作確認。

 動作前。
 
 動作後。
 
 動作確認後、装置本体をドアパネル内に固定。小生はココのハーネスにタイラップで固定した。

 装置がパネルに当たってカタカタ音がする可能性があるので隙間テープを本体に貼り付けた。

 パネルを戻そうとした時に装置が当たってパネルが戻せなかったので何度か調整する羽目に。

 ドアパネルを元に戻して作業終了。

 たぶんDIYレベルとしては簡単な方だと思うが、ドアブーツの戻し作業に手こずったのは計算外だった。装置の動作としては、バックの時に死角が減ってやっぱり便利だ。(2015年03月22日作業)

 何度かリバースにするとミラーの角度がズレてくる。その都度、ミラーの角度を調整してたが、あまりにも続くので設定スイッチを使って誤差を修正するはめになった。それでもまだちょっとズレる。純正オプション設定があれば良かったのになぁ〜。(2015年4月23日追記)

 設定スイッチが「ON」の状態でギアをリバースにすると、ミラーがあさっての方向を向くことが判明。ミラーの角度調整をする際は設定スイッチを必ず「OFF」にするように。(2015年6月10日追記)