ドアスピーカーのアンプが壊れてから年単位で放置。すでに音なしドライブが普通となってたが、純正ナビ撤去を機に、同時に純正オーディオ一式も撤去。これが引き金でDIY魂に火が付いてオーディオ交換となった。
ドアライニングの取り外しは記載略。他のサイトを参考にしてね。スピーカーを取り付けるのはこの部分。 | |||||||
バッフルボード自作のために取り付け穴やドアパネルの出っ張りをクリアファイルに転写。クリアファイルは透けてるので転写し易い。 | |||||||
これがNSXの取り付け位置。 | |||||||
ホームセンターで購入した12mm厚のMDF材に2枚転写。 | |||||||
電動ジグソーでカット。 | |||||||
ガタガタだが、とりあえずドアパネルと接するバッフルボードの完成。1枚目作成時に強度不足だったのか、内円をカット中に半分に割れてしまったが、ボンドで接着して使うことにした。 | |||||||
ドアパネルのスピーカー穴の周りには4か所穴があいている。内1ヶ所は純正エンクロージャーを留めるためのグロメットが入ってる。電蝕防止にはもってこいだ。同じものをディーラーに片ドア3個、計6個発注。 | |||||||
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グロメットをはめて、自作したバッフルボードの取り付け穴が合ってるか確認。写真はグロメットをはめた図。丸い穴の向こうに見えるのは吸音材。 | |||||||
バッフルボード1枚ではスピーカーがドア側に寄ってしまうためにスペーサーも自作。純正エンクロージャーの厚みは約8cm。ドアパネルの中に入り込む丸い部分が約3cm。ドアライニングとの空間に入る部分が約5cm。用意したスピーカーのバッフルボード表面に出る部分が約1cm。中に入り込む部分が約5.5cm。ドアパネルから出っ張るスピーカー部は単純計算で約1.5cm。スピーカーと配線の結合部はスペーサーの中に入り込むため、濡れる心配は少ないと予想。 | |||||||
スペーサーの厚みは4cmとなるが、すでにバッフルボード分で1.2cm使ってるので残り2.8cmのスペーサーを自作することに。ホームセンターに売ってるMDF材の組み合わせで近似値を作るとなると9mm厚2枚、12mm厚1枚で3cm。合計4.2mmとなるが、0.2mm程度の誤差なら大丈夫だろう。 | |||||||
今回使うスピーカーがこれ。オークションで手に入れたカロッツェリアの「TS-J17A」。ネットワークなる物体が付いてるが、オーディオ素人には何なのかチンプンカンプンだ。16cmスピーカーを使う人が多いみたいだが、17cmを使ってる先人もいるので真似てみた。 | |||||||
スペーサーの取り付け内円は直径約14cm。取り付け位置の円周直径が約16cm。外円直径に悩んだが、17.5cmとした。MDF材に鬼目ナットを打つので、ぶ厚い12mmの方を使用。 | |||||||
実際にスピーカーを合わせて鬼目ナットを打つ位置をチェック。 | |||||||
鬼目ナットはM4を使用。下穴は6mm。 | |||||||
ハンマーで打ち込むタイプなので、割れが心配だったのでバッフルボードを切る前に打ち込んだ。 | |||||||
先に強度不足でバッフルボードが割れてしまったので、今回は内円からカット。スピーカーを合わせてみた。 | |||||||
1枚目完成。 | |||||||
スペーサー6枚、バッフルボード2枚が完成。スペーサーの必要のない部分はカットしてみた。 | |||||||
ボンドで接着。Cクランプで挟み込みしばらく放置。 | |||||||
スピーカーを取り付けてドアパネルの仮留め。ドアライニングを取り付けて当たりをチェック。当たりまくり。スペーサーの位置を上にズラさないと当たる。上にズラすと、今度はバッフルボードの取り付け穴が塞がれてしまう。困ったものだ。カッターを使ってボンド付けを剥がし、スペーサーを電動ジグソーとグラインダーを駆使して小型化。再度ボンド付けして放置。 | |||||||
再度、当たりをチェック。今度はちゃんと収まった。MDF材は吸水性が高いらしく防水処理を行わないとダメらしい。100均で売ってたニスを3度塗り。 | |||||||
スペーサー内円に防音テープを貼ってみた。 | |||||||
バッフルボードにスピーカーを取り付け、それをドアパネルに取り付け。ネットワークにクッション材を巻いて両面テープとタイラップを使ってドアパネルに固定。 | |||||||
オークションで落札したスピーカーには、たまたまホンダ車用のカプラーが付属してたので、カプラーから端子だけを引っこ抜き、車両のスピーカー用カプラに接続。車両側の配線は白がプラス、オレンジがマイナス。 | |||||||
ドアライニングを戻してスピーカー交換が完成。 | |||||||
センターパネルの加工。 グラインダーを使って2DINサイズに加工。少々表面に傷が付こうが、アルミ塗膜が剥がれようがお構いなし。どのみち化粧板を別に取り付けるからね。 |
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オーディオ・デッキを取り付けるためのステー。丁度いいL字金具がなかったので、L字アルミアングルを購入。 | |||||||
約15cmにカット。デッキや、のちに付けるであろうナビをなるべく水平に取り付けたいのでL字アングルを写真のように折り曲げてみた。ナビ本体の取り付け角度は最大40度らしい。NSXのコンソールはどう見ても45度はあるで。 | |||||||
エアコンコントロール・ユニットの下にL字アングルを固定する丁度いいネジ穴があった。矢印の部分が水平にするには邪魔になるので、ロッキングプライヤーで慎重に折り曲げた。 | |||||||
今回取り付けるデッキはこれ。カロッツェリアの「DEH-930」。中古で入手したが、ちょこっと予算オーバーした。車両との接続はホンダ用16ピン取り付けカプラーを使用。 | |||||||
L字アングルに強力両面テープを張り付けて位置調整。下の1DIN空間には、ガレージに転がってたプラスチックの箱を噛ませた。ナビ本体を設置するまではこの状態。 | |||||||
メクラ板はホームセンターに売ってた「低発泡塩ビ板」を使用。コイツはカッターで切れるので形成が楽なのだ。 | |||||||
下の1DINは、今はとりあえずメクラにして作成。ナビ本体を取り付ける時にまた加工予定。これでとりあえずオーディオ交換は完了。 |
純正ナビの撤去から始まった今回のオーディオ交換だが、実際にやってみるとすごく時間が掛った。延べにして約16時間超。5月だというのに日差しがキツくて大変だった。だけど、その甲斐あって数年ぶりに我がNSXから音楽が鳴った。音質は………。純正BOSEの方が良いかな。まだチューニングしてないのでのちに評価は変わるかもしれない。終盤は疲れと時間のなさから写真を撮るのが疎かになってしまった。だけど、これぞDIYって感じぃ〜。(笑)