純正オーディオからアフター・オーディオに交換後、ドアスピーカーのみで音楽を鳴らしてたが、音に奥行きがまったくない。音楽なんて聞ければ何でもいいと思ってたが、あまりにもさみしい音なのでリアセンターバルグヘッド内のリアセンタースピーカーを復活させることにした。これで少しはマシになるかな!?
リアセンターバルグヘッドの裏。矢印の部分をプライヤー等で曲げてグリルを取り外す。 | |
ネジを外してスピーカーを撤去。ただし、年式によりリアセンターバルグヘッドへの取り付け方法が異なるので注意。 | |
2.5インチスピーカーらしい。パーツリストにはそう書いてあった。 | |
ネットでポン付けできそうなスピーカーを調べると、Wavecorというメーカーの「FR070WA01」というフルレンジ・スピーカーが良さげ。型番違いでサブウーファーもあったが、サブウーファーにしては小さ過ぎると思ったので無難にこちらを選んだ。ペア売りなので安くはなかった。 | |
新旧比較。左が新、右が旧。 | |
予想に反し、若干の加工が必要になった。リアセンターバルグヘッドにスピーカーを合わせてみると、ネジ穴が少しだけ合ってない。 | |
取り付け穴をカット。右がカット前、左がカット後。 | |
リアセンターバルグヘッドに取り付け。 | |
車両側の配線は、茶/灰がプラス、赤/黒がマイナス。 車両側のカプラから端子だけを摘出。そこに差し込むスピーカー側のオス端子だが、カー用品店で売ってるスピーカー用端子では厚みが足りずに抜けてしまうので、ギボシのメス端子をプライヤーで潰して無理やり厚みのあるオス端子を作った。 リアセンターバルグヘッドを取り外すこともあるので、配線の間に2極カプラーを入れた。 写真撮影後、端子にはビニールテープを巻いてショート防止をしたぞ。 |
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戻す。 | |
本来、リアセンタースピーカーは、フットバス内のアンプから電気が供給されて駆動してたが、フットバス自体を取り除いてるために、ヘッド・ユニットのアンプから電気を供給できるようフットバスのカプラを細工する必要がある。 細工するのは矢印のカプラ。写真はフットバスを撤去する前に撮影してたもの。 |
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青矢印がプラス。それぞれの端子を直結。黄矢印がマイナス。やはりそれぞれの端子を直結。これでヘッドユニットから電気が供給される。ちなみに赤矢印の端子もスピーカーの線。ここに別のスピーカーを繋げれば4スピーカーになる。 ヘッド・ユニット側の配線は、白がプラス、オレンジがマイナス。リアスピーカー側の配線は、茶/灰がプラス、赤/黒がマイナス。 |
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直結して完成。使ったオス端子は、カー用品店で売ってるスピーカー用端子。ただし、若干幅が広くて入らなかったので、リューターで端子を削って細くした。 | |
余談。ACCにしてもリアスピーカーが鳴らなかった。ヘッド・ユニット部でリア・スピーカー用の線を繋いでなかったのが原因。センターコンソールをバラす羽目になっちまったぜ。 |
実際に聞いてみた。チューニング不足なのかもしれないが、期待したほどの音質ではなかった。ただ、ドアスピーカーのみの場合よりは音が良くなった気がする。プラシーボ効果かもしれないが。