新型コロナウイルスの影響で2年連続延期となってたNSX fiesta Finalがついに開催された。最後なので嫁さんも行きたいと言ってきたので久々に一緒に行くことになった。最後にふさわしく、天気は晴れ。気温もイイ感じで上着を羽織らず8時半に家を出発。いつもの儀式も無事完了。前日、ステッカーの大捜索をしたのは秘密。(笑) 途中、名阪国道の上野ドライブインに寄り道。3月末で閉店するので、その前に行っておきたかったのだ。少し土産を買ってから鈴鹿サーキットを目指す。が、アレ?何かちょっと思ってた時間と違うぞ。いつの間にか時計は10時半。やっと名阪国道を降りたところ。うーん、鈴鹿入りは受付終了ギリギリかも。
受付終了5分前に到着。抗原検査キットにて陰性をチェック。無事通過。初めて抗原検査キットって使ったわ。受付を済ませて会場入りする頃には開会式が始まってた。開会式終了後、クロワッサで有名な「ドミニク・ドゥーセの店」のキッチンカーが来てるので、パン・菓子類をもらうために行列に並ぶ。このクロワッサ、大好き。久々に食ったがやっぱ美味い。待ってる間にトークショーの第1部が特設ステージで開催されてたが、並んじゃったので聞けず。
サロンで多くの友人知人と再会。話も尽きなかったが、走行プログラムの時間になったのでピットレーンへ移動。走るNSXを久々に撮影。久々すぎて上手く撮れんかった。
参加特典のオリジナル・ウェアのサイズ選びにかなり手間取り、その後の走行プログラムも見たかったので、トークショー2部をまたもや聞き逃す。このウェア、正直どうかと思った。SINICHIRO ARAKAWAとのコラボらしいが、いつかのオリジナル・ウェアと一緒で、着丈で合わせると腰のストレッチ部がかなりタイト。腰部で合わせると着丈と袖丈が長い。こういうデザインなんだろうがちょっと着にくい。4月下旬に発送されるらしいが、おそらくそのままお蔵入りだろう。
閉会式前に「サーキット・クルーズ」なるプログラムがあり、メインストレート上に整列するために先導車に率いられてコースを1周してから並べるプログラムのようだ。会場に来た順番っぽいので小生はかなり後方。受付終了5分前に到着した小生よりまだ遅い人が結構いることに驚く。(笑) 移動までかなり待たされるが、その待ってる間にいっぱい写真を撮った。嫁さんはクルマで待機。撮影から戻るとエンジンが止まってる。アレ?確かエンジン掛けて行ったよな?なんで止まってる。不思議だ。クルーズ中は、嫁さんに写真を撮ってもらった。いい画が取れたかな。あとでチェックだ。閉会式は、いつものように1コーナー側であるのでまぁまぁな距離を歩く。だけど、コース上に並べられたNSXの間を歩くのはまったく苦じゃない。
閉会式も無事終了。ここで知るが、走行プログラムで2台がやってしまったらしい。しっかり直してください。そして、来年からはNSX各クラブやSNSグループ主催でfiestaのような集まりがあると知らされる。こういう機会を開催してくださるのは大変ありがたい。参加するかは分からないが。(汗)
最後のプログラム、スペシャル・パレード。先導車に率いられフルコースを2列で2周。これがfiestaのホンマのホンマの最後のプログラム。閉会式解散後、自車に戻る際にクルマに乗り込んでる友人知人を見掛けると声を掛け挨拶。記念撮影をしたりしてクルマに戻った。毎度のことながらFMローカルラジオで参加者名の読み上げや実況放送をしてくれるので、ラジオを点けるためにエンジン始動。だが、エンジンは掛からず。セルは回るが、ノッキングを起こしたような音がエンジンからするだけ。何度やってもダメ。えぇ〜、これってもしかしてアレですか。サーキット・クルーズに入る前、パドックでエンジンが止まったのは故障の前兆だったようだ。周りの参加者も異常に気付いたようで、寄ってきてくださる。どうやらメインリレーが行ったようだ。NSXの持病の一つ。幸い、予備を常備してるので交換すれば家に帰れんってことはない。だけど、今から交換してパレードに参加するってことは無理そう。バルクヘッドの内装を外してリレーを叩くと動くことがあるらしい。隣に停まってた方が対処してくれたがダメだった。同じことを交通教育センターの人や、応援で来てたホンダディーラーのサービスマンもしたがダメだった。だけど、よく見ると、叩いてるリレーらしきものと、手に持つメインリレーとは形状が違う。多分、それはメインリレーじゃないですって言えなかった。(笑)
全車、パレードに出発後、係員に押されてコース脇に移動。パレードが終わるまでそこで待機。することがないのでオーロラビジョンに映るNSXを撮ったり、横を通り抜けるNSXを撮ったりして時間を過ごす。小生の横を通過する際、ほとんどの人がこっちを見てた。完全に見世物パンダ状態。(笑) 待ってるだけだと2周は長い。走ってたらあっという間にやのにね。今回の参加台数は264台。聞くところによると、パレードの先頭と最後尾が出会ってNSXだけでフルコースを1周したらしい。さすが過去最多の参加台数。その列の中に入れなかったのは非常に残念だ。パレードを走る最後尾の方が停止し、メインリレーの提供を申し出てくださったが、物は持ってますと示してお礼だけ言って別れた。タイプTの方、ありがとうございました。
係員に押されてコースを逆走してピットへ移動。ホンダディーラーのサービスマンが対処してくれることに。だけど、メインリレーの場所が分からないようでサービスマニュアルとにらめっこ。しばらくすると、友人知人が心配して駆けつけてくれた。いやぁ、ありがたいわ〜。マジで涙出そうやった。ところで、コース上に停まってたのが小生だとバレちゃってたみたい。マスクもしてるので分からないと思ってたよ。どうしてパレた?(笑) そうこうしてるうちにメインリレーを持って駆けつけてくれた友人知人が対処してくれる前にサービスマンが作業を開始。メインリレー交換で無事エンジンが息を吹き返した。ありがとうございます。助かりました〜。ちなみにメインリレーの位置は、小生のE-NA2型式の場合は、運転席後ろのシートベルト寄りの内装を外した中にありました。友人に言われ、予備のメインリレーの注文日を確認。2004年8月24日となってる。予備なのに古過ぎると言って皆で笑った。困った時に損得なしで駆けつけてくれる仲間っていいなと改めて思ったね。fiestaは今回で終わってしまうが、この絆はずっと続くものだと確信した。また必ずお会いしましょう!See You!
すでに、遊園地側は閉園。土産を買うためにサーキットホテルに移動。今回も1人2,000円分の金券が入ってたのでそれを利用して土産を購入。足らん分は現金払い。上の子2人と違い、お出掛けがない末弟のためにたくさん土産を買った。約束してた赤福はなかった。スマン。駐車場の出口で、宿泊予定の友人たちと遭遇。さっきはありがとう。またお会いしましょうと言って別れた。NSXの長距離運転は久々。関東、九州から来てる人からすると関西なんて近距離だろうが。(笑) あと、夜のNSXでの運転は、前回fiestaが最後。6年半も経過してるのでゆっくり帰った。
そうそう、会場をあとにする時に会った友人に「最後のfiestaで爪痕残しましたね」と言われた。確かにそうだと笑って別れた。(笑) 最後に変な思い出?いい思い出ができました。一生忘れないわ。
2022/3/25(Fri)