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Kirin's room

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 ミニバンの売りは、室内空間が広いというのがまず真っ先に挙げられると思うが、実際には定員乗車すると荷物の置き場に困ること多々アリ。1泊旅行にベビーカーでも積もうものならアッと言う間に荷物があふれ出す始末。そこで活躍するのがルーフボックスだ。重心が高くなってロールが大きくなったり、風に煽られ易くなったり、立駐に入れれなくなる可能性もあるが、荷物が沢山積めるというのはそれらマイナス面をも補うだけの魅力を持っている。ルーフボックスを付けるには、フールキャリア(ベース)を屋根に取り付けないとね。だけど、頻繁に使うものではないので、なるべく安く、だけどキレイに付けたいというのが希望。ディーラーオプションは高いので、某SNSでの先人の知恵を拝借してみた。

 主要メーカー3社の中から選んだのは、一番安いINNO。だけどINNO指定どおりの取り付け方法だと矢印のフックが見えてブサイクに。
 
 一方、純正オプションのTYPUS(TERZOのOEM品)はルーフモール内にあるボルトを使って固定するのでフックもなくスッキリ。どうせ取り付けるならこうだよね。

 某SNSの先人たちが開拓してくれたおかげで、INNOでも純正風に取り付けできることが分かった。
 用意するのは以下のもの。
部品名 備考
TR115 レガシィ用取り付けフック
IN-XR ベースステー
IN-B127 ベースバー
M6ナット8個
20mm長M6ボルト8個
ワッシャー16枚
スプリングワッシャー16個
 
 取り付けフックは、レガシィ用を改造して使うらしいので早速調達。
 
 取り付けフックを改造する前に、まずはルーフモールを引っぺがし、ベースとなるボルトをチェック。スライドドア辺りのモールに指を引っかけて力を込めて手前に引っ張る。
 
 これが取り付け位置にあるボルト。サイズはM6。ボルト間のピッチは約36mm。
 
 対するレガシィ用取り付けフックの穴のピッチは約32mm。最低4mmは穴を拡張しないとね。
 
 電動ドリルとヤスリを駆使して拡張。上が拡張前、下が拡張後。
 
 モール幅と取り付けフックの幅がぴったり過ぎるので金具の幅を左右1mmほど詰めることに。取り付けフックの幅は約17mm。削り幅を分かり易くするために15mmに切った紙をフックに貼り付けてみた。
 
 削った取り付けフック。
 
 削った箇所の防錆処理としてラッカーを噴射。
 
 M6ナットを用意して仮留め。もちろんワッシャー&スプリングワッシャーもね。フックの「F」の刻印が入ってる方が前側。
 
 モールを固定してたプラパーツは使わないので取り外す。
 
 マスキングテープを使って取り付けフックの位置に目印を付ける。
 
 取り付けフックを一旦外してモールを戻し、先ほどの目印を目安にしてフックをモールに押し当ててベースステーの台座を固定するための穴位置を転写。フックの前後を間違うな!
 
 キリとドリルを駆使してモールに穴あけ。
 
 ヤフオクでゲットしたベースステー&ベースバー。店頭価格の半分以下で買えたのはラッキーだった。
 
 取り付けフックに付属してたレールカバーを加工。先人の知恵を拝借して片側を低くした。上が加工前。下が加工後。
 
 取り付けフックを車両に固定。その上にモールを戻し、20mm長M6ボルトを使ってレールカバーとベースステーの台座を固定。レールカバーはなくてもいいかも。
 
 ベースステー本体を台座に固定すればベースステーの設置完了!あとは同作業を残り3ヶ所すれば完成だ。
 
 ルーフキャリアの完成図。
 
 ルーフボックスを設置した図。この状態での車高は約2.2m。立駐や高架下の高さ制限には気を付けないとね。
 これで荷物が積めるかの心配をしなくて済むようになった。取り付け方法に関しては自己満足の世界だな。(笑)